国民医療費 2017 12 23

 ニュースでは、国民医療費の増加が報道されますが、
大都市の街中には、「MRIクリニック」があることを知っているでしょうか。
 「MRI」とは、ウィキペディアによれば、
「被験者に高周波の磁場を与え、
人体内の水素原子に共鳴現象を起こさせる際に発生する電波を、
受信コイルで取得し、得られた信号データを画像に構成する仕組みである。
水分量が多い脳や血管などの部位を診断することに長けている」とあります。
 「MRIクリニック」とは、
実質的には「MRI検査センター」のようなもので、
雑居ビルの中に、MRI装置を複数設置して、
地域の開業医から紹介された患者の検査を行うものでしょう。
 純粋に検査だけならば、クリニック(医院)にはなりませんが、
MRI検査の前に、医師が問診を実施すればクリニックになるでしょう。
画像診断医の所見もつけるのかもしれません。
 もちろん、開業医にも言い分があるでしょう。
本当は、精密な検査が必要な患者を「大病院」に送り込みたいが、
「大病院」は大混雑していて、なかなか予約が取りにくい。
 そこで、多くの開業医が知恵を絞って、
「MRIクリニック」を考えたのかもしれません。
 つまり、「開業医」+「MRIクリニック」によって、
「大病院」の機能を果たしているということでしょう。
 日本人は、「大病院」好きと言われますが、
これで、患者が地域の開業医に戻れば成功と言えるでしょう。
 ところで、血管や臓器の形を見るならば、
3次元X線CT装置による3次元画像の方がわかりやすいと思いますが、
これは、専門家の判断を聞いてみる必要があります。
























































































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